ほほえみハウス開院１０周年を迎えて

早いもので開業して10年経ち、この間400名の元気な赤ちゃんが誕生しました。

総合病院5年、クリニック25年の経験をもとに念願の助産院を開業し、妊産婦に寄り添い希望に添えるお産を目標として信頼と固い絆で結ばれている助産師の仲間と連携をとり、妊産婦の皆さんの希望に応じたお産ができるように運営して参りました。

大好きなお産とずっと向き合えることに喜びを感じながら、責任の重さを痛感しております。

信頼して来院された妊産婦さん一人一人に精いっぱい向き合い「安心して安全なお産」ができるよう心掛けて参りましたが、コロナ禍でもあり、まだまだ検討することが必要であることもわかって参りました。

ハード面においての課題として、来院時における画像検温、手指の消毒は基より健診時に使用する機器の電源確保についても従来から設置した太陽光発電に加えて蓄電池の設置、増設をして長期間にわたる停電時にも対応できるよう備えました。
また健診時においては、胎内の赤ちゃんの動きや顔の様子がわかる４D超音波機器を導入し、多くの方が利用され好評であります。

ソフト面は従来とさほど変わりませんが、産後ケアのニーズが増えてきており、それぞれの妊産婦に応じた対応が求められているなか、特にメンタルケアに尽力して参ります。

結びに、より多くの妊産婦さんに寄り添い、良いお産だったと言って頂けるよう、妊娠初期から寄り添い、ママと赤ちゃんが幸せで笑顔が輝くようにお手伝いして参ります。

世の中のママと赤ちゃん、ご家族に幸多かれと祈ります。